0系新幹線で九州へ (part10)



 車両は、東急電鉄で使われていた車両でした。

列車の側面を見ても、やはり今の列車とは違うものであるとわかります。
 そして、こちらが車内です。

扇風機があり、クーラーがない車両でした。
 こちらが運転台です。

今の運転台とは違い、アナログという言葉が似合う運転台です。
 そして、いちばん気になったのが、こちらの運賃表です。

この運賃表も、今となっては、レトロという言葉が似合います。
 これは、車内にある吊革ですが、ここに東急という文字があり、どこから来たのかがバレてしまいます。


 途中駅の打越(うちこし)駅に着きました。

昔ながらの無人駅・・・という雰囲気が出ていました。
 どんどん進むと車両所が見え、いろいろと列車が見えてきました。
 乗り換え駅である、北熊本駅(きたくまもと)駅に到着しました。
 北熊本駅は、熊本電鉄では中心の駅で、車庫もあり、昔の車両も見えました。
 そして、この熊本電鉄に乗った驚いたことは、自転車も列車に乗り込んでも良いということです。

地元の人たちがあちこちで自転車と一緒に列車に乗り込んでいました。
 乗り換えて、次の列車でさらに先に進みます。

今度は、元都営電車の車両がきました。
 列車は、2両編成でしたが、後ろの車両は、全く誰も乗っていませんでした。
 途中の黒石駅では、反対列車との行き違いがありました。
 列車は、のんびりと各駅に停まっていき、終点の御代志(みよし)駅に到着しました。
 こちらが、御代志駅のホームですが、一つは列車のホームで、もう一つのほうは、なんとバス乗り場になっていました。

ホーム同一乗り換えで、バスに連絡していました。
 線路は、ここまでなのですが、昔は、この先の菊池というところまで続いていました。
 時刻表ですが、30分に一本は確保されていますが、終電の時間がなんと20時台という早さでした。
 折り返しの列車で、戻ります。

今度は、北熊本から上熊本へは行かず、乗り換えをせずにもう一つの終点まで向かいます。
 終点が近くとなると、路面電車のように、道路の中を走る区間がありました。

わずかな区間ですが、貴重なところです。
 終点の藤崎宮(ふじさきぐう)駅に到着しました。
 これで、熊本電鉄の路線をすべて制覇することができました。




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